沖縄の夏の風物詩〜幻のサガリバナ〜
一夜限りの花「サガリバナ」
夏の夜の風物詩といえば花火やお祭りを思い浮かべる方が少なくないと思います。
沖縄では6月〜8月の夏にかけて幻の花・『サガリバナ』が咲きます。
サガリバナは熱帯地域に分布する常緑林です。
今回は幻想的な植物・サガリバナについてご紹介していきます。
サガリバナとは
サガリバナは熱帯・亜熱帯地域に自生するサガリバナ科の常緑高木。
別名はサワフジ(沢藤)やモウカハナ(舞香花)と呼ばれています。
マングローブが自生する後背地(バックマングローブ)と呼ばれる真水の低湿地に分布しています。
総状花序という垂れ下がった枝にたくさんの花がつく様子から「下がり花」の名がついています。
独特の甘い香りを放ち、ミツバチの姿も多く見られます。
サガリバナの見頃
サガリバナの開花時期は6月〜8月の夏の夜、21時ごろから翌日の早朝までの短い時間です。
そのため一夜限りの幻の花と言われています。
夜中に満開を迎え、早朝の5時ごろには散ってしまいます。
沖縄の離島・西表島などでは早朝に散った花が川に浮かぶ幻想的な景色を見に行くカヌーツアーが有名です。
沖縄本島でもそんな場所がないか絶賛探し中です…笑
サガリバナの特徴
葉は楕円形で少し厚みがあります。
満月の夜にはより綺麗に開くそうです。
花は花火のような形をしており、4枚の雌しべの上に無数の雄しべが生えています。
色は白、薄ピンク、赤色など個体によって差があります。
まとめ
いかがでしたか?
一夜限り咲く幻の花「サガリバナ」
八重山諸島(西表島や石垣島)に行けば幻想的な花の様子を見ることができますが、
沖縄本島でもサガリバナを見ることはできますよ!
那覇市内では7月頃にライトアップをしていたりなど、身近なところで見ることができます。
沖縄に来た際は、サガリバナを探してみてはいかがでしょうか?
FRiPでは、八重山諸島のように川に浮かぶ幻想的な風景を見せられるよう
絶賛調査中です。
いつかそんな場所にご案内できればなぁ〜笑
お楽しみにお待ちあれ!!
この記事を書いた人
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大学でアウトドアの基礎を学び、卒業後すぐに西表島へ。
カヤックとトレッキングのガイドとして経験を積んだ後、沖縄本島へ。
沖縄本島移住後はダイビングに没頭。
約4年間の下積みを経て2019年に独立し「FRiP」を開業。
趣味はゲームのもっぱらインドア派。
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